愛犬が喉に詰まらせたものは、、、.

愛犬のくーすけくんは、
我が家にやってきて、
10年程が経つ。
迷子犬として保護された時には、
推定1歳半の成犬だった。
だから、それをプラスすると、
11歳位になるのではないか、、。
ブラックだった毛は、
ところどころが白くなった。
フサフサお耳の裏側は、真っ白に。
瞳は薄っすら青白くなり、
白内障が進んでいる。

でも、変わらず元気である。
食欲もあるし、お散歩も大好き。
私と二人だけになると、
相変わらず態度を急変させて、
おやつを要求する悪知恵も健在だ。
ただ、この間大変な事が起きた。

くーすけくんには、
大好物のおやつがある。
骨に肉の巻いてあるおやつがあり、
それが大好物なのだ。
好きすぎて、
あっと言う間に食べてしまい、
もっと欲しい、もっと欲しいと、
ワンワンねだってしまう。

そのおやつは,
巻きつけである骨の硬さが、
いろいろある。
ここ最近は、年をとってきたから、
やわらかい骨のタイプを、
選んでいたのだが、あまりにも
早く食べてしまうので、
固めのタイプを購入した。

それを、食べたある日の夜。
呑み込もうとした、骨の部分が
のどに引っかかって(詰まって)
しまったらしく、急に苦しそうに
ゼイゼイと言い出し、
吐き出そうとするが、吐き出せず、
子どもが、のどに何かを詰まらせて
しまったような状態になってしまった。
あせってしまい、どうしていいのか
辛うじて、引っかかった骨の隙間から、
息はできているようだが、
床に伏せてしまい、時折立ち上がって
詰まった骨を吐き戻そうとするのだが、
吐き出せずという、状態が1時間ほど
続いた。

夜だったため、救急で診てもらえる
動物病院に連絡をし、
いつでも、行けるようにして、
様子を見ることになった。
元気な、くーすけ君が、
あっという間に状態が急変して、
心配を通り越して、
このまま居なくなったら、
どうしようと、泣きたくなった。
もはや、くーすけ君は、
我が家においての存在感は、
子どもに等しい。

1時間が過ぎたころ、
自力で吐き出せた、、、。
その後は、何事もなかったように
いつもの、くーすけ君に、、。
よかった。本当に。ごめんね。
くーすけ君。
君は、人よりもはやい速度で、
年老いている。
その現実を、思い知らされた。
この出来事の後、もっと
くーすけ君とスキンシップを
とっている。
でも、もう君の大好物は、
あげることが出来ない。
その代わり、やわらかい大好物の
おやつ、見つけようね!!

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