ワインはいかが

描くことは、自由だ。
自由を形にすることは、
無限の可能性を感じる。
その可能性を形にすることは、
理路整然と、言葉にして、
伝えることが出来なければ
ならないのかもしれない。
ワインも奥が深い。
その、奥深さ自体を知ることさえ
まだ、私は知ってさえいないと思う。
ワインの味を言葉にして表現するということは、
詩人でないとできないと思う。
言葉にする必要はなくても、
言葉に置き換えて、伝えることは
必要だ。
チョークアートは、
イギリスのパブの看板から、
移民と共にオーストラリアに渡り、
オーストリアの看板職人によって
カラフルな現在の形になった。
看板はお店の重要なアイキャチの役割。
カラフルで、目にとまれば、
お店の来店により近づく。
ブラックボードの板の上に、
チョーク、もしくはオイルパステルで
描いていく。
飲食店の看板としての用途が
圧倒的に多数を占めているため、
フードから野菜、フルーツなどの食材、
または、スイーツやパンなど食べ物や、
飲み物を描く頻度は高い。
このワイングラスのワインやブドウは、
基本として学ぶ。
ブドウはよく見ると不思議な色の
発色をしている。
だから、いろんな色で描いてみた。

30代を過ぎる頃から、
ワインが飲めるようになった。
20代の頃は、一杯のワインを
最後まで飲み干せなかった記憶がある。
いつしか、一杯のワインが心を溶かし、
自分自身で味わえるようになった。
ワインに詳しいとかではない。
楽しい時に、みんなで味わうワインを
美味しくいただけるようになった程度だ。
最近では、赤ワインをたしなめるようになるのが、
私の大人の女性の定義としての目標である。
先日、スペインバルで、
赤ワインをたしなむ目標で、
シェリーを頼んでしまった。
度数が高すぎて、味わうどころか、
すぐにリタイア、、、。
大人の女性になるためには、
恥ずかしい失敗も重ねていくものだ、、、と、
自分に言い聞かた。

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