先日、久しぶりに東京行の新幹線に乗った。
新幹線に乗るとはしゃぐ気持ち
が沸き起こる。
日帰りの為、行きは早朝6時台、
まだ眠たい時間だからか、
乗客は、出張のサラリーマン、
ラスト女子高生のグループ(お揃いの服)、
少数ではあるが母子の親子、
が主な乗客だった。
車内は静か。
この時は、特に何も無かった。
帰りに不思議な現象が起きた。
18時半過ぎの新幹線に乗ったのだが、
出張帰りのサラリーマンが
かなりの率を占めていたと思う。
それぞれが、
リラックスしたムードで、
ビールで一杯の方や、
駅弁をがっつり食べる方もいた。
もちろん、眠っている方も多い。
そんな中、
不思議な音が聞こえてきたのだ。
「パタパタ パタパタ 、、、
パタパタパタパタパタパタ、、、
タタタタタタ、、、、」
私の右斜め前でうとうとしていた
女性も思わず辺りを見回した。
音の出どころは、
恐らく私の左斜め前の男性からだ。
ハイスピードで、
勢いよくノートパソコンの
キーボードを叩く音だった。
騒音とまではいかないが、
明らかに気になる音だった。
そうこうしているうちに、
また、私の後方から、
パタパタ、タタタタ音が……
キーボードを強く叩く音が、
鳴り響いていた。
注意はできない、
かなりグレーな騒音だと思った。
キーボードを叩くそのリズムが、
切羽詰まった悲愴感を表現していて、
リラックスしたいサラリーマンも、
一緒に仕事をしている気分に
なってしまうだろう。
移動時間を無駄にしない。
間違いではない。
でも、私はビールの缶一本空けて、
ふ〜ってリラックスしたい派である。
新幹線の中でのパソコンのキーボードを叩く際、
タッチは、優雅に優しくお願いしま〜す!
場合によっては、子守歌のように!!
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