インプットとアウトプット①

ビジネス用語として、
日常生活でも使われる、
このインプットとアウトプット。
私は、ある時期まで、
この、インプットとアウトプット
を勘違いしていた。

大学を卒業して、(はるか昔)
社会人となり、結婚をして、
子どもを産んだ。
(もう二十年以上前かね)
当時はまだ、産後すぐに
子育てをしながら、
女性が働くのは、
ハードルの高い時代だった。
同じ部署に戻れる保証もない。
(勤めていた会社も上司も、
 その当時としては、大変理解が
 ありました。素晴らしい事!!)

ただ、家族の意識も、社会の意識も、
サポート体制も、、、。
そして、保育園に入ることさえ、、、、。
一つの園を見学して、
ほぼ、入園は難しいというような、
説明を受けて、保育園に入園する
のに、どれだけの労力を
使うのかと、考えたら、
産後すぐに社会復帰を目指すことを、
諦めた。
私自身の中でも、
ある程度の時期までは、
子どもと一緒に過ごしてもいいかなぁ。
という気持ちも、正直あった。
自分一人が、大変な労働を背負うことも、
目に見えていたし、、、。

そして、一時家庭に入って、
子育てに日々明け暮れる訳だが、
ある時から、どうしようもなく、
焦燥感・疎外感を感じるようになった。
社会とつながっていない自分が、
ひどく、取り残されたような、
申し訳ないような、
そんな、気持ちになったのだ。
まだ、スマホのない時代。
そして、社会とつながっていることは、
世の中の動きと連動していて、
そのうねりの中で、
時代の波に、自然に乗っていたんだと
気が付いた。
それは、自分を輝かせる源だったし、
自由を手にできる収入源でもあった。

そして、私は、ある時期が来たら、
必ず社会復帰する。
を、目標として、日々を過ごす
ようになった。
その日が、いつ来てもいいように、
服装でもある程度、意識をして、
過ごしていた。
そして、手始めとして、
道を挟んだ目の前にできた、
工場の内職から、始めた。
近いが一番!!
内職は、時給に換算すると、
なかなか厳しいものがあり、
しかも、内職さんと呼ばれるのに、
(せめて、名前で呼んで!!)
抵抗を感じ、
細かい作業で、肩が上がらなくなり、
子どもを見ながら、自宅での内職は、
辞めることにした。

タイトルに結び付くのに、
もう一回ください。
長くなりそう。
子育てをしながら、働いている
普通の女性の話です。
来週ね。

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