なぜ、ナマケモノなのか。
そこに辿り着く理由がある。
子どもが苦手だった。
かなり若い頃からその自覚があった。
嫌いなんじゃなくて、苦手。
歳の離れた、いとこに
会う時には、精一杯対応した。
でもその後、疲れてしまう。
バランスシートでいうと、
母性の数値が低いのだろう。
それも自覚していた。
子どもが授かった時は、
母親として、
自分が子どもを育てて
いけるだろうかと、不安になった。
出来ることを決めようと思った。
それは、母性とか愛情とかに
関係ない部分で、
自分なりに子どもに対してできることを
1つだけ決めて、実行し続けようと。
決めたことは、夜寝る前に必ず
絵本を読むということだった。
一人につき毎晩、三冊まで。
2週間に一度、図書館へ行き、
借りれるだけの絵本を借りてくる。
子ども達がある程度大きくなると、
子どもが読みたいものを
自由に選んでもらって、
借りれる範囲の残りの冊数で
母が読みたい絵本を、
選ぶという。
これを、何年も続けた。
そのうち、図書館へ行くのが
楽しみになり、、、
子ども達は、こんな絵本が好きなんだと
気づきにもなり、、、
最終的には、
大型紙芝居にも手を出した。
(図書館で借りられます!!)
子どもの感性は不思議ちゃん。
オチも何もない、何故??
という絵本にはまった時期や、
絵の中にいろんな仕掛けがあって、
何度も何度も読んだ絵本もあった。
物語に近い、ストーリー性のある
物を好みだしたり、、、。
ごんぎつねは、何度も読んだなぁ、、。
時間とともに、子どもたちの好みも
変わっていく。
それでも、同じ本を何度も子ども達が
手に取るものは、購入した。
そんな中で、自分も大好きな絵本に
出会ったのである。
はらぺこあおむし と言えば、
絵本の中でも、大変有名である。
アメリカ合衆国の絵本作家
エリック・カールが
1969年に出版した幼児向け絵本である。
(はらぺこあおむしと同級生だ!!)
大好きになった絵本は、
はらぺこではなく、
ゆっくりがいっぱい
“Slowly, Slowly, Slowly, “said the Sloth
という絵本である。
ナマケモノのストーリー
内容が最高!!
ゆっくり行こう、、、
明日に続く、、、