図書館で本を借りまくっていた
時期があった。
子どもたちが小さい頃は、
毎晩、絵本をそれぞれこどもの
リクエストで3冊づつ読むと決めて
いたので、2週間に一度は、
子どもたちと図書館に行き、
借りれるだけの絵本を借りて来ていた。
最終段階では、
大型紙芝居を借りるという、
状況にもなった。
(借りれますからね。個人でも。)
そのついでに、私が読みたい本も
借りていた。
小説がほとんどだったが、、、。
図書館は、冒険ができるからいい。
とりあえず、借りてみて、
その作家さんが
どんな、文章を書かれるのか、
どんな物語なのか、
とりあえず読みができる。
これが、購入となると
もともと好きな作家さんの
本を購入するとかでない限り、
迷ってしまって、
決められず、なかなか手が出せない。
図書館ほど、
お得で利用する価値の高い
施設はなかなかないと思っている。
無料で(税金は払ってますけどね。)
いくらでも本が読めて、
なんなら、机で一日中勉強もできて、
開館時間中は、ずっといても、良くて、
古ーい映画やCDも借りれます。
私はその時に、一人の作家さんに
ハマった。
小池真理子さん。
(某知事のあの方ではありません!)
1952(昭和27)年、東京生れの作家さんで、
1996(平成8)年『恋』で直木賞を受賞、
その後数々の賞を受賞している。
彼女の作品は、様々な女性が登場する。
その生き方や、内面を表現する文章が
美しかった。
過去に、文章の冒頭は、「」からは
始めない。と話されていることが、
あった。
小説の冒頭は、情景を示表す文章から、
始まることが多いのだが、
私は、そこから一瞬でその世界に引き込まれた。
とにかく、小池さんの文章自体が、
美しくて、こんな表現があるんだとか、
記憶に残したい、、、と思う文章を
書かれる作家さんだ。
直木賞を受賞された、「恋」につながる、
前段階の作品なんだな、、、。と
感じたものもあった。
その作品は荒削り(ごめんんさい。)だけど、
この小説がヒントになって、
「恋」を書かれたんだなって。
(タイトル忘れました。)
また、1960~70年代の学生運動に参加した
経緯から、学生運動の時代背景のさなかの
設定や、実際に参加している学生の
話をかかれたものもある。
とにかく、図書館では全て借り切って、
図書館にないものを書店で購入した。
女性の中に潜む、いやーな部分を、
静かに俯瞰的に淡々と語るような
文体にも、引き込まれてしまう。
本を購入すると、どんな本でも
私の中で、
一度読んで、満足したもの。
もう一度読み返すと思うもの。
に分類され、ほとんどは、
一度読んで、満足したもの。
となり、BOOKOFFさんへ
行くことが多いので。
(場所もとれないしね。)
先日、掃除をしていたら、
1冊、小池真理子さんの本が出てきた。
最近は、少しご無沙汰していたから、
今日は雨だし、
彼女の小説を読み返してみようと思う。
本を読む。
音楽を聴く。
名画を知る。
栄養を貯めています。
今日は一日雨だから、読書の日
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