約一年半前に、我が家の電子レンジが
壊れた。
原因は不明。
オーブンレンジだったが、
オーブンの機能はまだ健在だったため、
買い替えを保留にした。
そこから、今日まで、
電子レンジのない日常生活を、
送ってきた。
「温め」という機能がないため、
冷凍食品は冷凍庫にはなくなった。
コンビニでお弁当を買っても、
温められませんわね。
始めは、
電子レンジのない生活なんて、
送れるだろうかと思ったが、
いつしか、
不便さも感じることもなくなった。
ひょんなことから、先週、
電子レンジが我が家にやってきた。
使用しなくなったものを、
引き取ることになったのだ。
なんだか、嬉しい。
キャッキャッと電子レンジを眺める。
温めの機能を試したくなる。
この感じって、昭和の時代に
テレビが初めて自宅に入った時の
ワクワク感と似ているのかもしれない。
電源をつないで、牛乳を温めてみた。
温まった!!!
以前壊れた、電子レンジについては、
何度も復活するかも知れないと思って、
チャレンジしたのだ。
(往生際は悪い。)
いかにも起動しているように見えて、
実際、中の物は冷たいままだった。
この、がっかり感を何度も味わったのだ。
だから、今回、実際に温まった時には、
感動さえ覚えた。
便利さに慣れると、
便利の質に鈍感になりますね。
不便さを味わうと、
その便利さに立ち会った時の、
感動は人一倍。
電子レンジが我が家になってきて
一週間。
まだ、あまり活用されていない。
この不便さに慣れてしまって、
電子レンジを使うことが、
ひどく贅沢に感じるからなのです。
いずれ、フル活用される日は、
近いと思いますけどね、、、。
スポンサーリンク