昨晩、JAZZバンドのリサイタルを
聴きに行った。
JAZZのBIGバンドの演奏を聴きに
行くのは、久しぶりだった。
「レアサウンズジャズオーケストラ」
名古屋を中心に活動する、
社会人のビッグバンドで、
今年で、結成45周年とのこと。
過去に3度の海外遠征をしている
実力派のビッグバンドである。
この、バンドのピアニストでもある、
高橋氏は私の大学時代に所属していた、
ビッグバンドの先輩でもある。
年齢は、少し離れているので、
在学時代一緒に過ごしてはいないが、
このバンドのピアニストが、
正式な部員としては、
不在の状態だったため、
私にとっては、直属の先輩となる。
初めは、先輩が怖かった。
JAZZが何たるかどころか、
コードさえ知らなかった、
中途半端なクラシック上がりの
私は、先輩がいらっしゃる日は
ただ、ただ、怖かった。
でも、日を重ねるごとに、
この方の人としての器の大きさに、
敬服することになる。
当時の私は、プレイヤーとして
上手いか・下手か だけしか
見えていなかった。
もっと言えば、この一小節の
この音を弾くタイミングが、
いいか・悪いかという、
小さな小さな、部分にこだわっていた。
器の小さなプレイヤーだった。
これでは、人に何かを伝えることは
できない。
聴く人に変な緊張感を与えていた
に違いない。
現在も、高橋氏は、
大学の現役の部員のメンバーにも
尽力を尽くされている。
社会人という忙しい日々の中で、
ずっと音楽を続けていく大変さは、
私も、社会人として働きながら、
このアーティスト活動を続けているので、
目に見えない時間を注ぐ労力や、
気持ちと努力は、私には及ばないものの、
想像ができるのである。
だから、余計に、今回の
素晴らしい演奏に心が響いた。
ボーカルの、ヘレン・ホーマーさん。
素晴らしかったです。
岐阜県の多治見市に在住とか、、、
(私の出身と一緒!!)
最後のアンコールで、
歌われていた、
On the sunny side of the streetで、
ヘレン・ホーマーさんが、
エラ・フィッツジェラルドに、
ピアノの高橋氏が、
カウント・ベーシーに見えた、、
夢の競演!!
目の錯覚か、、、、。
メンバー皆さんの生き方こそ、
まさに、
JAZZ LIFE !!