ロゴの由来

カワセミは、鳥の中でも、
大好きな鳥である。
鮮やかな水色の体と長いくちばしが
特徴の鳥である。
以前、徳川園の池のほとりの岩に、
止まっていた姿が、凛として美しくて、
それ以来、この鳥が、好きになった。
繊細かつ大胆な動きで、
瞬時に獲物を狙うが、
あくまでも、優雅な立ち振る舞いで、
美しい。。

カワセミの青色は色素によるものではなく、
羽毛にある微細構造により、
光の加減で青く見えるらしい。
光の当たり方によっては緑色にも見える。
この美しい外見から「渓流の宝石」「翡翠」など
と呼ばれる。
ちなみに、「翡翠」とは、宝石の「ヒスイ」とも
読むし、「カワセミ」とも読む。

カワセミは「川に棲むセミ」の意で、
この「セミ」は古名の「ソニ」が「ソビ」に変化し、
それが転じて「セミ」となった。
川蝉はセミとは関係がなく、「カワセミ」の音を当てた漢字。
魚狗、水狗、魚虎、魚師などの漢字はカワセミが
巧みに魚を捕らえる様子から来た。

そのため、カワセミは、
それを表す(読む)漢字が沢山ある。
川蝉、翡翠、魚狗、水狗、魚虎、魚師、鴗などがある。
色んな漢字に姿を変える、
まさに七変化だ。

Naokoのロゴの鳥も、カワセミなのだ。
派手な美しさではなく、
凛として佇む美しさ、、、
これを意味している。
(誰ですか?カラスだと思ってた方!!)
そして、自分のスタイルが、
繊細かつ丁寧に近いスタイルのため、
カワセミスタイルと名付けたい。

ブラックボードではなく、
粘盤に描いてみた。
粘盤の表面のテクスチャーは、
凹凸感と、表面がしっとりとしていて、
ブラックで、可能性を感じる。
オイルパステルとの相性や、
グラデーションや、
色の、 のりかたについては、
まだまだ、課題がありそうだが、
この素材を、生かして、
何か、できないものかと考えている。
まだ、獲物を狙う途中、、、。
あくまでも、優雅に、、、。

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